9/2(Sun) イメージフォーラムにて。学生割引¥1,500

映画.comより
籠の中の乙女、なるロマンティックなトラジェディを思わせる邦題。原題のDOGTOOTHにはそんな洒落っ気がなくて、吐き捨てたような名詞一つ。見終わってみるとやはり原題の方が相応しいかなと思いました。籠の中の乙女というのはある家族の娘たちのこと。これが文字通り籠の鳥で、(恐らく)生まれたときから外界と隔絶された高い塀の中の家しか知らずに育ってきたという少女。父親と母親は娘2人と息子を家から出さず、外界と接触させずに育ててきました。外に出るのは働きに出る父親だけ。
登場人物皆が皆おかしいのだけど、父親はわかりやすい狂気で、明らかに家庭の諸悪の根源。それに対して唯々諾々と従い寄り添い影のように夫の意志を遂行する母親は実に不気味……。